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欧米では「週」の存在が日本より大きいんだなぁ、という話

昨年末、Android用のTwitter公式クライアントに登録済みのアカウントが突如全てログアウトされるという事態が起きました。

その原因は、Twitterのサーバで日時を表す文字列を出力する際に、本来使うべきyyyyではなく、誤ってYYYYを使ってしまったからだという話が出ています。

yyyy

年(西暦)を出力

YYYY

ある年における「最初の木曜日を含む週が、その年の第1週である」というルールで年(西暦)を出力。

例えば 2015/1/1 は木曜日なのでその週の日は日曜日~土曜日まで全て2015年の第1週という解釈になり、 2014/12/28(日曜)~2014/12/31(水曜) の時に YYYY を使うと 2015 を返します。
日付フォーマット yyyy と YYYY の違い

この2つ。年末年始の数日以外はずっと同じ値を返すので間違って使ってしまってもバグに気付きにくいですし、にもかかわらず、本番環境で発生してしまったとすればそのときにはもう年末年始の休暇に入ってしまっているだろうから対応がドチャクソ面倒くさいという、本当に厄介なヤツですね…。


上の記事へのブコメなんかを見てると、「YYYYの使いどきがよくわからない」というコメントがよくありました。

確かに日本では「今日は1年のうち第何週目か」を意識することはほとんどありませんが、欧米ではカレンダーにも週番号が大きく印刷されるほど一般的なもののようです。

上の記事でも書かれていた、ある年における「最初の木曜日を含む週が、その年の第1週である」という週番号の算出ルールはISO 8601で規定されています。
要は、月曜始まりで考えると週の真ん中は木曜日になるので、年をまたぐ1週間の場合木曜日が含まれている年のほうが日数が多い=その週はより多くの日数が含まれているほうの年として扱うということなのですが、上の説明だけではいまいちピンと来ませんね。

ちなみにアメリカだけは週番号の算出方法が違っていて、1月1日から最初の土曜日までが第1週、その翌日の日曜日からが土曜日までが第2週、という計算方法みたいです。
ったく、ヤード・ポンド法といい、華氏温度といい、「月日年」表記といい、本当にあの国は独自形式が好きだな!!


ところで、日本に比べて、欧米では物事を週や曜日で扱うことが多いように思います。

英語のニュース記事を見ていると、物事が起きた日を曜日で表していることが多いです。
例えばNHKワールドの英語ニュース記事から一文を引用してみると…

Abe said at a news conference on Monday that Japan will continue to be a pacifist nation.
Abe to issue statement 70 years after end of WWII

「Abe said at a news conference on Monday」(安倍総理大臣が月曜日の記者会見で発言した)とあります。
これは日本語ニュースなら「安倍総理大臣が5日の記者会見で発言した」と表現されるでしょう。

また、日本語で言う「24時間年中無休」は、英語では「24/7」、つまり24時間週7日営業です。

その他にも、家賃や給料が週払いまたは2〜4週間隔だったり、電車の定期券の有効期間が2週間だったりとか、日本だと月単位で扱うのが一般的なことでも週単位で扱う場合があるみたいです。

そういえばFirefoxやChromeの高速リリースサイクルも6週間(〜9週間)でしたね。


日本で週や曜日の概念が一般的になったのは今から1世紀半近く前の明治6年の新暦採用以降。
一方欧米ではそれよりずっと昔から週が生活に取り入れられていて、キリスト教的にも馴染み深いものだったりするので、より身近な単位として扱われているのも当然なのかもしれません。


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