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東淀川区長と風呂入ってきたで

2013年2月6日。

大阪市の端っこにある昔ながらの銭湯で、ある企画が進行していました…。

その名も…

【男性限定企画】ひがしよどがわmeet up! -区長と風呂行くで-

まずは「何で区長と一緒に風呂やねん」という前に企画の経緯から説明しておきましょうか。

この企画を立てたのは僕の友達の杉山という男なんですが、彼は「ひがしよどがわどっとこむ」という地域活性化のためのローカルメディアプロジェクトを立ち上げています。

そのプロジェクトの一環として、普段あまり接することがなく何やっているかあまりよくわからない政治家の人と直接話をしてみる機会を作ろうということで、区内に住む20代中心の若者と東淀川区選出の市会・府議会議員の皆さんとが飲み会をしながらざっくばらんに話し合うという企画を去年の11月と12月に3回にわたっておこない、衆議院議員選挙が近かったこともあってか新聞各社の大阪版でも取り上げられました。

今回の風呂企画はその延長線上で、
議員さんの次は金谷(かなたに)東淀川区長と話す企画をやりたい →
過去3回は飲み会だったけどもっと別の面白いことをやってみたい →
さすがに断られるだろうと思いながら「風呂一緒どうですか?」と打診してみた →
まさかの区長OK
…というような経緯で「区長と一緒に風呂に入る」という冗談としか思えないような企画が実現したわけです。

金谷区長…なんてフランクな人なんだ…。

そんなわけで、この企画は杉山君の悪ノリ努力と各方面への調整によって実現した企画であって、東淀川区自体が主催だったりとかで何か関わっているわけではないということはちゃんと明言しておきます。(断片的な情報によって誤解している人が少なくないようなので)

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夜19時。

阪急電車淡路駅西口すぐの淡路本町商店街をすこし外れたところにある銭湯「昭和湯」に、今回の企画の参加者が集まっていました。

昭和湯
昭和湯の入り口

この写真にも見えますが、実はこの日は昭和湯さんは定休日。でもこの企画のために特別に貸切でオープンしていただきました。ありがとうございます!

金谷区長
この人が金谷東淀川区長

風呂に入る前にみんなでひととおり自己紹介。

参加者は金谷区長を始め、小学校のPTA、お好み焼き屋の店長、ニート、弁護士、区役所の職員などなど職種もバラバラな約15人。世代も20代を中心に上はおじいちゃんまで幅広い世代の方が参加されていました。
中には当日にTwitterで見かけて参加することになった人もいたようです。

これも断っておきますが、区長も区役所の職員の方も公務としての参加ではありません。勤務時間外、プライベートでの参加です。(これも断片的な情報で誤解以下略

区長と名刺交換
区長と名刺交換
↑ごめんなさい、ちょっと恥ずかしいのでトリミングさせていただきました><

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19時30分。自己紹介が終わったところで服を脱いで風呂に入ります。(もちろんここからは写真はないです><)

昭和湯には普通の風呂の他に、ジェット風呂、ラドン風呂、ミストサウナなどなどいろんな種類の湯船がありました。
普段は家のシャワーで済ませているので、やっぱり大きい風呂で足を伸ばせるのは気持ち良かったです。
特にジェット風呂は壁から出てくる水圧の刺激が心地よく、リフレッシュ出来た気がしました。

たまには銭湯に来てみるのも愉しいなー…と。
実際に来てみて体験してみないとわからないですね。

この日は朝日新聞の記者の方が取材に来られていたので、その記事に載せる写真を撮るために区長を中心に同じ湯船に集まったりしてました。
区長が市民と一緒に風呂に入ってる写真だなんて、新聞に載せる絵ヅラとしてはすごく面白いですしw

そのときにも区長と少し話しましたが…やはり風呂の中で話してものぼせてしまって忘れてしまうのでw、詳しい話は風呂を出た後にすることに。

正確には覚えていないですが、たぶん、風呂に入ってたのは20〜30分くらいだったかと思います。そんなに長風呂できないです。のぼせるし。

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20時。風呂から上がって服を着たあと、脱衣所のテーブルに置かれた軽食を囲んで話し合いです。さぁ、ここからが本番!

各自好きな飲み物を手にして乾杯したあと、さっそく皆が区長に言いたいことをぶつけ合いました。

「西淡路の学習センターがなくなってしまった」(←これは僕が言ったんですけど)
「図書館にWi-Fiを整備してほしい」
「地下鉄の民営化に意見がある」
「大阪都構想の新しい区の区割りはどうなるのか」
などなど…

区長と直接話してみて、意外というか正直驚いたのが、皆の話に対してちゃんとすぐに明確な答えが返ってくること。
事務に聞いてみないとわからないとか言って返答を濁すようなお役所的なイメージとは違っていました。
金谷区長みずからがそれらの問題についてきちんと理解していなければ難しいことでしょう。

今回の企画に参加するまで、金谷区長のことは本当に何も知りませんでした。
金谷区長は去年7月まで隣の淀川区長だったのですが、公募区長に応募・合格して去年8月から東淀川区長にスライドしてきたという人です。
元々、7月までの区長は「役人区長」と言われて批判されてきた立場だったわけで、それを打破するために区長を公募するということだったのに、結局元の「役人区長」が合格して赴任してきたので正直「大丈夫なのか?」と思っていました。
でも実際に話してみると、だんだんとその“自分のなかで勝手に作られてたイメージ”が変わってきて、これは選ばれるだけの理由はあると、自分としては納得しました。
どっかの変な民間出身区長よりもよっぽど良い(←これも勝手なイメージだけど

この企画について、開催前にTwitterで断片的な情報だけが流れ、その断片的な情報だけをもとに「こんな企画をするなんて頭がおかしい!」というような批判(というかただの言いがかりレベル)もされていました。区主催だと勘違いしてた人もいたし。
たしかに若干頭のネジの外れかかった企画ではあります。なんで区長と風呂やねん。
でもこの企画の本質はそこじゃなくて、区長と直接対話をする機会を設けることです。風呂はあくまでそのきっかけ(と企画自体の話題)づくり。会の冒頭での区長の挨拶でも触れられていたのですが「銭湯はコミュニケーションの場」です。そこで打ち解けあって、それから話をする。そういう流れの会でした。

こーゆー冗談みたいな企画が実現したのは、もちろん主催の杉山君の努力と各方面への調整が実った結果ではあるんですが、何よりも区長や区役所が区民との距離を縮めて、区民の声を区政に反映するために、前例にこだわらずにあらゆる可能性を模索しようという姿勢があったからこそだと思うのです。ここがOKを出してくれなければ、どういう企画であれ区長との対話なんて成立しないのです。だからこそ、よくOKを出してくれたものだと。
それでもやっぱりこういう企画はよくないというのであれば、結局「前例がない」ことを理由になにもやらない、昔の大阪市のようなお役所体質と同じなんじゃないですかね

区による企画としても「出前区長」という、区内で活動している各種団体のもとに区長が赴くという企画がおこなわれています。
今回は有志主催の企画で(風呂に入るということもあって男性限定でしたが)、自分が住んでるところのトップが、また政治家が何をしているかわからない、わからないから政治に関心が持てない、という悪循環を改善するためにこれからも区長や議員の方と直接対話できる機会を設けてほしいし、またその機会には自分も参加、ひいては協力したいと思いました。

ちなみにこの会の参加費は1,000円だったのですが、これは銭湯の入浴代410円と風呂上がりの飲み物一杯と軽食費全部コミコミのお値段でした。ほぼ実費ですね。

…あ、風呂あがりに腰に手を当ててコーヒー牛乳を飲む区長の写真でも撮っとけば絵ヅラ的に面白かったな!実に惜しいことをした(

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そして、翌2月7日の朝日新聞朝刊の社会面(大阪市内版だと34面)の右隅「青鉛筆」のコーナーでこの企画を紹介する記事が掲載されました。

話によると大阪市内だけでなくて近畿や北陸(たぶん大阪本社発行エリア)でも載っているみたいです。
最初に朝日新聞の取材が入ると聞いたときはてっきり大阪市内版の地域面程度だろうだと思っていたのでまさかの扱い。

朝日新聞朝刊
2013年2月7日付 朝日新聞朝刊(大阪本社版)社会面

それにしてもこの風呂に入ってる写真、記事の写真として実にキャッチーですねw

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今回、定休日にもかかわらず会場を提供してくださった昭和湯の場所はこちら!

大きな地図で見る


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