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カテゴリー: 雑記

東京都青少年健全育成条例について思ったことを書き散らす。

たまには真面目な話を。
最初はTwitterにつぶやこうと思ってたんだけど、ちょっと長くなったので。
あんまり考えがまとまってないけど、とりあえず書き散らしておく。

「子供を守るために」規制を求めている大人って、ちょっと子供をバカにしすぎてるんじゃないかと思う。

ケータイみたいに新しいデバイスが出てきたとき、大人は見慣れぬものに戸惑い、いくら説明書を読んでも使いこなすまでに時間がかかる。
それに対して、子供はすぐ使い方を覚えていく。説明書を読まなくても。

実際の子供は、大人の『脳内コドモ』よりずっと賢い。

「情報の吸収が早いからこそ悪影響も大きい」って考える人もいる。
でも。
いま小学生の親になってるような人って、世代的には1980年代に小学生だったって人が多いと思うんだけど、80年代って“今よりずっと目に付きやすいところに”(鍵カッコ付きの)「不健全」な情報が溢れてたはずだよね。

僕はその頃をリアルタイムに生きてないからわからないけど、90年代中頃でも、ボキャブラ天国(フジテレビ)なんて22時台の番組なのにホモネタも多かったし、おっぱいも出てた。

そんな時代に(鍵カッコ付きの)「健全な青少年」ってどれくらいいた?

で、そんな時代を経て今の大人がいるわけだけど、
90年代に子供だった僕ら、そして80年代・70年代に子供だったあんたらは、その「不健全」な情報で当時どれだけ悪影響を受けた?
そして今、悪影響はある?

ていうかそもそも「悪影響」って何だよ。
何を持って「悪影響」?
その「悪」って誰の判断?
ホモに目覚めたりしたらそれは「悪」扱いするの?

閑話休題。

伊集院光深夜の馬鹿力(TBSラジオ)の「性のコーナー」。
このコーナーは元々別のコーナーで人気だった「僕はこういう経験で性の目覚めを感じた」「こういう経験でフェチに目覚めた」という体験談の投稿が独立したもの。
その中には、まず性的なイメージにはおよそ結びつかないようなものから性の目覚めを感じたり、フェチに目覚めたりした、という体験談が非常に多い。

たとえばこないだの放送にあった投稿だと、鼓笛隊の格好をしていたときにトイレに行きたくなり、上手く手袋を外せないのでしょうがなくその手袋のままオティンティンに触わった途端にオギンオギンになって、それ以来白手袋フェチになったとか。
どういうきっかけでどういう影響を受けるかなんて想像もつかない。
どんなに完璧に「不健全」な物に触れさせなかったとしても、そういうきっかけを防ぐことはできない。

あーそーか。PTAの連中にはそういう経験は想像できないのかな。想像力が足りないのかな。
だから「不健全」な物をシャットアウトすればOKと考えてしまうのかな。

以前、がっちりマンデー(TBSテレビ)でキッザニアを特集していたとき、「キッザニアでは『子供扱い』はしない。大人の仕事を本格的に体験できるから子供の人気を得られた。子供に『子供だまし』は通用しない」という話をしていた。リアルに子供と向きあってビジネスを行い、成功している企業だからこそ言える言葉じゃないだろうか。
少なくとも、PTAのオッサンオバサンや、お役人、政治家連中の言葉よりは真実味がある。

大切な事なのでもっかい言っておこう。
実際の子供は、大人の『脳内コドモ』よりずっと賢い。


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Hello world!

というわけではじめます。

今まで何度かブログ書くぞー!!って意気込んでは頓挫してきたので、今回は気負わずに適当にやろうと思いまーす


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