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タグ: JavaScript

WEB+DB PRESS vol.94にWebRTCの記事を執筆しました

2016年8月24日発売のWEB+DB PRESS Vol.94にて、連載「進め! フロントエンド先遣隊【第3回】WebRTCの現在と未来 ……抱える問題,規格の分裂と統合,ブラウザの対応状況」を執筆しました。

WebRTCは仕様策定が今も続けられており、数年前に初めてWebRTCが注目されたときとは仕様が変わっています。
本記事では、まず従来のWebRTCについて振り返ったあと、Edgeで実装されているORTCとの関係にも触れつつ、今後主流となっていくWebRTC 1.0、WebRTC NVはそれらからどう変わっていくのかについて紹介する内容になっています。
よろしくお願いします。

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プログラミング生放送勉強会 第15回@大阪で発表しました

昨日21日に大阪・福島の日本マイクロソフト関西支店で開催されたプログラミング生放送勉強会 第15回@大阪で、「明日から使えないIndexedDB」というタイトルで発表しました。

発表に使ったスライドはこちら。
http://lab.mzsm.me/pronama15/

生放送のタイムシフト視聴はこちら。終了しました

(1時間22分ごろから)

アーカイブ動画はこちらです。


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webRequest APIをざっくり理解する。(あるいはChrome拡張の作り方)

昨日2月9日、Google Chrome 17の安定版がリリースされました。

このバージョンでの変更点の一つに、webRequest APIが正式に実装されたことがあります。
これまでこのAPIはexperimental(実験的機能)として実装されていましたが、今回晴れて正式なものになりました。

このAPIを使うと、Chromeが行う通信を監視して通信があるたびにイベントを実行したり、HTTPヘッダを書き換えたりすることができます。
Chrome 17では、User-Agentを他のブラウザに偽装することができる機能がDeveloper Toolsに付いたのですが、その機能もこのAPIを利用して実装されてい(ると思われ)ます。(Developer Tools自体もJavaScriptによって実装された“Webアプリ”なので、多分そのはずです)

HTTPヘッダをいじれるというと不安に思われるかも知れませんが、このAPIは普通のWebページで実行されるJavaScriptからは利用できません
利用できるのはChromeにインストールした拡張機能で、この機能を利用するというパーミッションを指定しているものからのみです。

では試しにひとつ簡単なChrome拡張を作ってみて、webRequest APIの使い方を簡単に紹介します。


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「HTML5によるAndroidアプリ開発入門」献本いただきました

明日19日に日経BP社から発売となる「HTML5によるAndroidアプリ開発入門」を献本いただきました。

この本の翻訳の監修をされている夜子ままさんが、Twitterでこの本のレビューをしてくれる人を探されていたので、せっかくだしということで立候補してみたところ、レビューさせていただくことになりました。
本当にありがとうございます。


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IndexedDBに関する覚書 (2011年12月版)

僕の名刺には肩書きに「主任研究員」って書いてあるんですけど、実際のところは作成時のノリとシャレで決めた肩書きであって社内的な意味は全くありません。
でもまぁ、せめて名前負けしないように、ネタ的なサービス・アプリばかり作ってるわけじゃないことをアピールしようということで、たまにはマジメな技術記事でも書くことにします。

さて。

最近お仕事で、広義のHTML5と呼ばれるところのJavaScript API、特にIndexed Database API(以下、IndexedDB)を触っています。

このIndexedDBはクライアントサイド(ブラウザ)にNoSQLのDBを持てる仕組みで、現在のところFirefox(4~)とChrome(11~)で実装されており、気になるIEも次期バージョンの10から実装されることになっています。

ちなみにWeb SQL DatabaseというこちらはSQLiteベースの別の仕組みもあり、こちらはChromeやSafari、Opera(10.5~)などで実装されていたのですが、こちらは諸事情により2010年11月に仕様策定が断念されてしまいました。
そんなわけで今後、Web SQL DatabaseがIEやFirefoxで実装されることはありません。
とはいえ、モバイル環境ではMobileSafariやAndroidBrowser、MobileOperaといった主要ブラウザで実装されている一方、IndexedDBはどのブラウザでもまだ実装されていないため、モバイル環境に限って言えば今後しばらくはWeb SQL Databaseが活躍する機会はあるでしょう。

さて、クライアントサイドにDBを持てると何が嬉しいのかというと、例えばGmailのようなメールアプリケーションならば予めメールデータをダウンロードしてDB内に保存しておいて、以降はそこからデータを参照するようにすればオフライン環境になってもメールを読むことができる、といったような使い方が考えられます。

ところで、IE10で利用できるということは、Windows8のメトロスタイルアプリでも利用できるということでもあります。
その証拠に、MSDNメトロスタイルアプリのデベロッパーセンターの中にもIndexedDBのドキュメントが存在しています。
IndexedDBはWindowsアプリを作る上でも重要な技術になっていくことが期待できますね。

・・・が。

このIndexedDBはいまもまだワーキングドラフト(WD)の段階であり、仕様がちょくちょく変わっています。
最近も、つい先日12月6日に新しいWDが公開されたところです。
そのため、同じように「対応ブラウザ」とされていても、バージョンによって実装が違っていたりします。

Web上にもいくつかチュートリアル的な記事があるのですが、最近のバージョンのブラウザでは動作しなくなってしまったものがほとんどだったり…(-_-;)

そんなわけで、先日公開されたWDを基準として、今リリースされている最新版およびプレビュー版のブラウザで動くIndexedDBの基本的な使い方のサンプルコードとその説明をまとめました。以前の仕様からソースコードの書き方が変わった場合はその違いについても触れています。


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