よく黒ビールの風味はチョコレートやコーヒーなんかに例えられたりするわけですが、
この「金しゃちコーヒースタウトスタイル」は、何を血迷ったか本当にコーヒーを原材料に使っちゃった黒ビールです。
↑上ではネタっぽく「何を血迷ったか」なんて書きましたけど、原材料としていろんなものを使ってみるスペシャルビールは別に珍しいものではないですし、盛田金しゃちビールは赤味噌ラガーだの八丁味噌ラガーだの抹茶ドラフトだのいろんなスペシャルビールを作ってるので、それを考えるとむしろまとも別に普通ですね。
そういえば…。
数年前に、スパークリングカフェとかいうアレな飲み物がありました…。
このビールを飲む前にそれのことを思い出してちょっと心配になったものの…
杞憂でした。
さて、原材料の欄を見ると…
本当にコーヒーって書いてあります。
しかも、原材料は使用量が多い順に書く決まりがあるので、ホップよりコーヒーのほうが使用量が多いってことですねー。
金しゃちビール公式サイトの発売告知ページを見たら20%以上って書いてありました。なんと贅沢な。
上の方にも書いてあるとおり、同じ愛知県を本拠地とするポッカのコーヒーと使ってるみたいです。
お約束ですが、品名が「発泡酒」になってるのは、法律で定められていない副原料(この場合はコーヒー)が原材料に入ってるからです。
液色は、コーヒーのせいかそれほど黒くはなくて、少し茶色っぽい。
飲んでみると、コーヒーっぽい苦味が確かにします。いや、苦味だけじゃなくて香りとか酸味とかも。
コーヒーを使ったビールっていうよりも、むしろビールっぽいコーヒーっていったほうが近いかもしれないですね。
これはこんなに美味しくできたのに、なんでアレはあんなことになっちゃってたんだろう…。
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