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Skype auの国内通話なんていらない

タイトルは釣り。

IS03発表時から「禁断のアプリ」と言われていたSkype auの料金体系が今日、発表されました。

auのAndroid™搭載スマートフォンにおける「Skype™ au」提供開始について〈別紙〉

通常のSkype(VoIP)とは違って、通話品質が保証される回線交換での接続にもかかわらずSkype同士との通話は無料、国際電話は通常のSkypeOutと同一の料金体系ということです。
ただしこの料金は2011年11月までなので、1年間の利用状況を見て余裕がありそうならそのまま続行、余裕が無いと判断されれば課金開始、という感じなのでしょうか。
いくら通話品質が保証されるとはいえ、Skype同士でも有料っていうのはどうも納得行かないので無料のまま行って欲しいのですが…。

で。

Skype以外の国内通話(固定電話・携帯電話)に対してはSkypeで電話を掛けることはできません。国内通話は通常のau回線での通話になります。

この制限に対して、「詐欺だ」とか「意味ない」とか「斜め上」とか言ってる人がいます。

確かに、なんでそんな制限があるんだという気はわからないでもないです。

でも。

あえてau回線でなくSkypeで通話したい理由は?

そもそも、
Skypeって本当にそんなに安い?

Skypeを使うより普通のau回線のほうが得なのであれば、国内通話できなくても別にいいんでない?

というところを考えてみたいと思います。

さて、
Skypeだと通話料の他に接続料金(1回9.9円)がかかったり、au回線での通話だと無料通話分があったりするので、単純に通話料だけで比較はできないはずです。

というわけで、
スプレッドシートで比較表を作ってみました。

この表は、ひとりでも割・IS01/02割を適用したIS01で、SkypeOutのプリペイド料金でSkype国内通話が利用できると仮定した場合を想定しています。なお、IS-NETや本体の価格などは含んでいません。
また、すべて携帯電話と通話した場合として計算しているため、固定電話との通話が多くなれば多くなるほどSkypeのほうが安くなります。

それを差し引いたとしても、Skypeの料金がauの通話料金と比較して圧倒的に安い、というわけではありません。

月に6時間以上通話するのであれば、SkypeではなくプランLLシンプルのほうが安いですし、それより少ない時間でも、ほとんどの時間でSkypeの料金よりもauの他のプランの料金のほうが下回っています。

ただし。

先にも書いたとおり、これはすべて携帯電話に対して通話を行った場合の表です。
固定電話との通話が多い人であればSkypeの優位性は強くなります。

また、月々の通話時間が一定でない、という人にとっては、6時間以内なら、最安ではないにしてもそれなりに安く抑えられるSkypeの通話料金は魅力的ですね。

というわけで。

個人的には、別にあまり魅力は感じないけど、できるなら国内通話もできるようにしてくれたほうがありがたいなぁ、というスタンスです。


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