先月中ごろ、こんな記事がネットに流れました。
フェンダー、iPadやiPhoneに直結できるUSBストラトキャスターを発売
iOS 用の GarageBand には、すでに多くの楽器や周辺機器が対応している。これまでは、有名メーカーの楽器が好きな人は選択肢が限られていたが、このほど米フェンダーが、Squier by Fender ブランドからUSB端子付きのストラトキャスターを発売した。
なにこれ、ちょっと欲しい。
弾けないけど。
いや、TL上を含めて身近に音楽やってる人がけっこういて、その人たちがギター弾いて曲作ってるの見てカッコいいなあと思ったり、好きな曲を自分で弾けるようになったら楽しいだろうなぁと思ったりはしますけど、さすがにちょっとそれだけでギターを買って練習しようという気にはならなかったんですよねえ…。
しかしそれにUSB端子がついているなら話は別。
USB端子があってiPhoneやらMacやらと直結できると言われると、楽器というよりも、むしろ海外製のAndroid端末とか基盤付きのキットとかと同じようなある種のデジタルガジェットっていう感覚になって、一気に財布の紐がユルユルになるのが僕の性(さが)…
とはいうものの、このギターは米国のアップルストアでしか販売していません。
Squier by Fender® USB Stratocaster Guitar – Apple Store (U.S.)
日本国内でも発売されるのを待つという手もあるのですが、欲しくなったら少しでも早く手に入れたいわけで…。
何とかして手に入れる方法はないものか…と探してみたところ、ありました。
Amazonで並行輸入品を販売している業者が…。
25,800円…。
業者の取り分もあるので、元の価格($199.95≒約17,000円)から9,000円弱近く釣り上がってますが、送料を考えれば転送サービスを使うよりは悪くないかな…と。
…というわけで買っちゃいました。
弾けないのに。 (大事なことなのでry
Amazonで注文したところ、その翌日にはすぐにアメリカから発送され、数日中に成田へ到着。
税関を通過して、羽田から伊丹を経由して、約1週間でうちに配達されました。
そしてこれが、届いた実物の写真です!!
あ、後ろに写ってるギターケースはもちろんこれまで持ってなかったので、Amazonで安くセールしてたのを買いました。
どうでもいいですがこのギターケース、スコアを入れるであろうポケットがMacBook Air 11インチにピッタリなサイズでした。
閑話休題。
ギターの見た目はまったく普通。
でも下を見ると…。
このとおりUSB Mini-B端子とステレオミニ端子が付いています。
これこそがこのギターの重要なところ。
USB接続できるということは、つまり、USBオーディオインターフェイスを内蔵しているということ。
このUSB端子に付属のUSB Mini-B⇔USB AケーブルでMacに接続するか、同じく付属のUSB Mini-B⇔30ピンDockケーブルでiPhone/iPod/iPadに接続して、ステレオミニ端子にイヤホンかヘッドホンを挿すだけ。
そしてMacかiOSのGarageBandアプリを使えば、GarageBandのアンプとエフェクタを通した音が本体に接続したイヤホンから流れてきます!
ヘッタクソにポロポロ弾いてるだけでもアンプとエフェクタを通した音を聴いてるとそれだけでちょっと楽しくなりましたw
あ、ちなみに表に付いてる3つのツマミのうち一番下のやつはイヤホンボリュームになってます。
(iOSはどうだったか知らないけど、Macなら普通のエレキでも音声外部入力に接続すれば同じ使い方ができるんだけどね…でも重要なのは気分です!気分!!)
もちろん、標準ピン端子も付いているので、普通にアンプとエフェクタを繋いで普通のエレキとして使うこともできますが…、そういう人は別にこれを買う意味はあまりないかな…と。
で、僕はギター弾けないので、GarageBandに付いてるレッスンモードでティムと名乗る男からチューニングの仕方からコードのおさえ方から教わっております。
それでもこのレッスン自体が不親切なところもあったりするので、ギター弾ける友達のとこに教わりに行ったんですが、やっぱりこのギターを見せたら面白がってました。
面白がってたのは主にギター自体よりもGarageBandの機能のほうだったけどw
いまやっている練習は、ひたすらCとGのコードを行ったり来たり…。左手の指が攣りそうになりながらも、スムーズに指を切り替えられるように頑張ってます。
ギターのコードを自然に弾けるようになるのって、PCのキーボードをタッチタイピングできるようになるのと同じなんだろうなぁとか思いながら。そう考えるとなんか自分にもできるような気がしてきます。
僕としては音の出るデジタルガジェットを手に入れた感覚なので、それなりに楽しく弾けるように毎日少しずつでも触って慣れて行きたいと思ってます。
ちなみに、この子には「小優美(さゆみ)」と命名しました。
命名の理由はお察しください。ただのモジリです。
小優美かわいいよ小優美
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